Notepadはベータ版であり、廃止される可能性があります。

概要

Notepadは、コンポーザーとチャットのやり取りを橋渡しするCursorのコンテキスト共有ツールです。.cursorrulesの機能を拡張し、開発ワークフロー用の再利用可能なコンテキストを作成します。
Notepadは、思考、ルール、ドキュメントのコレクションであり、以下のことが可能です:
  • 異なる開発環境の部分間で共有
  • @構文を使用して参照
  • ファイル添付で機能強化
  • 動的テンプレートとして使用

はじめに

  1. Notepadsセクションの「+」ボタンをクリックします
  2. ノートパッドに名前を付けます
  3. composerやチャットで行うように、コンテンツ、コンテキスト、ファイル、情報を追加します
  4. @を使用して参照します

主要機能

  • コンテキスト共有: コンポーザーとチャット間でコンテキストを共有
  • ファイル添付: ドキュメントと参照ファイルを添付(.cursorrulesでは利用不可)
  • 動的参照: @メンションを使用してリソースをリンク
  • 柔軟なコンテンツ: 必要に応じて情報を記述・構造化

一般的な使用例

  1. 動的なボイラープレート生成
    • コードパターンのテンプレートを作成
    • プロジェクト固有の足場組みルールを保存
    • 一貫したコード構造を維持
  2. アーキテクチャドキュメント
    • フロントエンド仕様
    • バックエンド設計パターン
    • データモデルドキュメント
    • システムアーキテクチャガイドライン
  3. 開発ガイドライン
    • コーディング標準
    • プロジェクト固有のルール
    • ベストプラクティス
    • チーム規約

FAQ

Notepadの例

Webアプリケーションプロジェクトの例:
Notepad example
# API開発ガイドライン

## エンドポイント構造

- RESTful規約を使用
- ベースURL: `/api/v1`
- リソース名は複数形で命名

## 認証

- JWTベースの認証
- トークン形式: Bearer {token}
- リフレッシュトークンメカニズムが必要

## レスポンス形式

{
"status": "success|error",
"data": {},
"message": "オプションメッセージ"
}

## 添付参考資料

@api-specs.yaml
@auth-flow.md