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GitHub Actions やその他の CI/CD システムで Cursor CLI を使って開発タスクを自動化しよう。

GitHub Actions の統合

基本的なセットアップ:
- name: Cursor CLI のインストール
  run: |
    curl https://cursor.com/install -fsS | bash
    echo "$HOME/.cursor/bin" >> $GITHUB_PATH

- name: Cursor Agent の実行
  env:
    CURSOR_API_KEY: ${{ secrets.CURSOR_API_KEY }}
  run: |
    cursor-agent -p "プロンプトを入力" --model gpt-5

クックブックの例

実践的なワークフローについては、クックブックの例を参照してください:ドキュメントの更新 および CI の問題の修正

他のCIシステム

次の条件がそろっていれば、どんなCI/CDシステムでもCursor CLIを使えるよ:
  • シェルスクリプトの実行(bash、zsh など)
  • 環境変数でのAPIキー設定
  • CursorのAPIにアクセスできるインターネット接続

自律性レベル

エージェントの自律性レベルを選ぼう:

フル自律アプローチ

エージェントに git 操作、API 呼び出し、外部連携の完全なコントロールを与える。セットアップはシンプルで、その分だけ信頼が必要。 例: Update Documentation クックブックでは、最初のワークフローでエージェントが次を実行できる:
  • PR の変更を分析
  • git ブランチを作成・管理
  • 変更をコミットしてプッシュ
  • プルリクエストにコメントを投稿
  • あらゆるエラーシナリオを処理
- name: ドキュメントを更新(完全自律)
  run: |
    cursor-agent -p "git、GitHub CLI、PR 操作にフルアクセスがある。 
    コミット、プッシュ、PR コメントを含むドキュメント更新のワークフロー全体を処理して。"

制限付き自律アプローチ

本番の CI ワークフローには、権限ベースの制限と組み合わせたこのアプローチをおすすめ。これなら両方の良さを活かせる:エージェントは複雑な分析やファイル変更を賢くこなしつつ、クリティカルな処理は決定論的で監査可能なままにできる。
クリティカルなステップは別のワークフローステップで処理しつつ、エージェントの操作を制限する。制御しやすく、予測可能性も高まる。 例: 同じクックブック内の 2 つ目のワークフローでは、エージェントをファイル変更のみに制限している:
- name: ドキュメント更新の生成(制限付き)
  run: |
    cursor-agent -p "重要: ブランチの作成、コミット、プッシュ、または PR へのコメント投稿はしないでください。 
    作業ディレクトリ内のファイルのみを変更してください。公開は後続のワークフローステップが実行します。"

- name: ドキュメント用ブランチの公開(決定的)
  run: |
    # 決定的な git 操作は CI が実行
    git checkout -B "docs/${{ github.head_ref }}"
    git add -A
    git commit -m "docs: PR 用更新"
    git push origin "docs/${{ github.head_ref }}"

- name: PR コメントの投稿(決定的)  
  run: |
    # 決定的な PR コメント投稿は CI が実行
    gh pr comment ${{ github.event.pull_request.number }} --body "Docs を更新しました"

権限ベースの制限

権限設定 を使って、CLI レベルで制限を適用しよう:
{
  "permissions": {
    "allow": [
      "Read(**/*.md)",
      "Write(docs/**/*)",
      "Shell(grep)",
      "Shell(find)"
    ],
    "deny": [
      "Shell(git)",
      "Shell(gh)",
      "Write(.env*)",
      "Write(package.json)"
    ]
  }
}

認証

API キーを生成

まずは、Cursor ダッシュボードでAPI キーを生成しよう。

リポジトリシークレットを設定

Cursor の API キーをリポジトリ内で安全に保存しよう:
  1. GitHub のリポジトリへ移動
  2. SettingsSecrets and variablesActions をクリック
  3. New repository secret をクリック
  4. 名前を CURSOR_API_KEY に設定
  5. 値に API キーを貼り付け
  6. Add secret をクリック

ワークフローで使用する

CURSOR_API_KEY 環境変数を設定しよう:
env:
  CURSOR_API_KEY: ${{ secrets.CURSOR_API_KEY }}
I