Cursor は VS Code のコードベース上に構築されているため、親しみのある編集環境を保ちながら、最高の AI 搭載コーディング体験の実現に集中できる。これにより、既存の VS Code の設定を簡単に Cursor に移行できる。

プロファイル移行

ワンクリックインポート

VS Code のセットアップをワンクリックでまるごと取り込む手順:
  1. Cursor の設定を開く(/Ctrl + Shift + J
  2. General > Account に移動
  3. 「VS Code Import」の下にある Import ボタンをクリック
これで以下が移行される:
  • Extensions
  • Themes
  • Settings
  • Keybindings

手動でのプロファイル移行

マシン間で移行する場合や、設定を細かくコントロールしたい場合は、プロファイルを手動で移行できる。

プロファイルのエクスポート

  1. VS Code で Command Palette を開く(/Ctrl + Shift + P
  2. 「Preferences: Open Profiles (UI)」を検索
  3. 左サイドバーでエクスポートしたいプロファイルを見つける
  4. 3 点メニューをクリックして「Export Profile」を選択
  5. ローカルマシンまたは GitHub Gist へのエクスポートを選ぶ

プロファイルのインポート

  1. Cursor で Command Palette を開く(/Ctrl + Shift + P
  2. 「Preferences: Open Profiles (UI)」を検索
  3. 「New Profile」の横にあるドロップダウンメニューをクリックし、「Import Profile」をクリック
  4. GitHub Gist の URL を貼り付けるか、「Select File」を選んでローカルファイルをアップロード
  5. ダイアログ下部の「Import」をクリックしてプロファイルを保存
  6. 最後に、サイドバーで新しいプロファイルを選び、チェックアイコンをクリックして有効化する

設定とインターフェース

設定メニュー

Cursor Settings

Command Palette(/Ctrl + Shift
  • P)を開いて、“Cursor Settings” と入力

VS Code Settings

Command Palette(/Ctrl + Shift
  • P)を開いて、“Preferences: Open Settings (UI)” と入力

バージョンアップデート

Version Updates

最新の VS Code バージョンに追従するため、Cursor は定期的にリベースして 機能や修正を取り込んでいる。安定性を確保するために、Cursor はあえて少し古い VS Code バージョンを使うことがある。

アクティビティバーの向き

AI チャットインターフェースのスペースを最適化するために横向きにしている。縦向きが良ければ:
  1. Command Palette(/Ctrl + Shift + P)を開く
  2. “Preferences: Open Settings (UI)” を検索
  3. workbench.activityBar.orientation を検索
  4. 値を vertical に設定
  5. Cursor を再起動