モデルの違い
- 積極性: 一部のモデル(
gemini-2.5-pro
やclaude-4-sonnet
など)は自信があり、最小限のプロンプトで意思決定する。 - 探求志向: ほかのモデル(
o3
やclaude-4-opus
など)は、より深い文脈理解のために計画したり質問したりする。 - コンテキストウィンドウ: 一部のモデルは一度により多くのコードベースを処理でき、大規模なタスクに役立つ。
なぜ重要か
- 出力をより高速化
- 提案の品質を向上
- 使用量とコストを最適化
モデルの振る舞い
思考型モデル
- モデルにタスクを任せてドライブしてほしいときに最適
- プロンプトは少なくて済む一方、意見が強めなこともある
- 想定より大きな変更を加えることがある
claude-4-opus
gemini-2.5-pro
o3
(複雑な推論向けに設計)
思考型モデルは非思考型モデルよりコストが高いことが多い。model pricing を確認してね。
非思考型モデル
- 厳密でコントロールされた変更に最適
- プロンプトは多めに必要だけど、挙動はより予測可能
- ガイド、リビジョン、微調整がしやすい
claude-4-sonnet
gpt-4.1
スタイルで選ぶ
claude-4-sonnet
、gemini-2.5-pro
、gpt-4.1
はどれも日常使いの信頼できる選択肢—どれだけコントロールしたいかが決め手だよ。
選び方
1. プロンプトのスタイル
こんな使い方が好きなら… | モデル |
---|---|
自分で主導し、明確に指示したい | claude-4-sonnet , gpt-4.1 |
モデルに主導させたい | claude-4-opus , gemini-2.5-pro , o3 |
2. タスクの種類
タスク | モデル |
---|---|
指示に沿った変更 | claude-4-sonnet , gemini-2.5-pro |
コードベースのナビゲーション・検索 | gemini-2.5-pro , claude-4-opus , o3 |
計画立案や問題解決 | claude-4-opus , gemini-2.5-pro |
複雑なバグや高度な推論 | o3 |
o3
は複雑で曖昧な問題向けに設計されている。強力だけど
実行は遅めでリソース消費も大きいから、
常用よりスポット利用に向いている。選択ツリー
自動選択
o3
を除く)を選んで、作業の流れを途切れさせない。タスクの種類で振り分けはしないけど、どれを使うか迷うときの堅実なデフォルトだよ。
うまくいった設定を保存
- モデルを事前に選択
- カスタム指示を追加
- そのセットアップを今後のタスクで再利用
更新情報
日付 | 変更点 |
---|---|
2025年5月下旬 | 新しいモデル向けの推奨を更新。能力向上に合わせてカテゴリを整理・簡素化。 |
2025年5月上旬 | モデル選定のガイド、挙動パターン、選定基準をカバーする初版を公開 |
まとめ
- 自分の用途に一番合うモデルを選ぼう
- 先回りして動くモデルもある。探索やプランニング、モデルにアイデアを出してほしいタスクで役立つ
- 指示に忠実なモデルもある。精度や予測可能性が重要で、直接コントロールしたいタスクに向いてる
claude-4-sonnet
、gemini-2.5-pro
、gpt-4.1
はどれも日常使いの有力候補。選び方は対話スタイル次第o3
は最難関の問題向けに設計されている- 迷ったら Auto-select が安全なデフォルト
- うまくいった設定は Custom Modes として保存してワークフローを効率化しよう