チーム管理者はダッシュボードから各種メトリクスを確認できる。

Total Usage

チーム全体の集計指標を表示。合計タブ数やプレミアムリクエスト数を含む。作成から30日未満のチームでは、作成以降の利用状況を反映し、メンバーの参加前のアクティビティも含む。

Per Active User

アクティブユーザー1人あたりの平均指標を表示:受け入れられたタブ数、コード行数、プレミアムリクエスト数。

User Activity

週次・月次のアクティブユーザー数を追跡。

分析レポートのヘッダー

ダッシュボードから分析データをエクスポートすると、レポートにはユーザー行動と機能利用に関する詳細なメトリクスが含まれる。各ヘッダーの意味は次のとおり。

ユーザー情報

Date
ISO 8601 timestamp
分析データが記録された日時(例: 2024-01-15T04:30:00.000Z)
User ID
string
システム内の各ユーザーに割り当てられた一意の識別子
Email
string
アカウントに紐づくユーザーのメールアドレス
Is Active
boolean
当日にユーザーがアクティブだったかを示す

AI生成コードのメトリクス

Chat Suggested Lines Added
number
AIチャット機能が追加を提案した行の合計
Chat Suggested Lines Deleted
number
AIチャット機能が削除を提案した行の合計
Chat Accepted Lines Added
number
ユーザーが受け入れてコードに追加したAI提案の行数
Chat Accepted Lines Deleted
number
ユーザーが受け入れたAI提案の削除行数

機能利用メトリクス

Chat Total Applies
number
チャットからAI生成の変更を適用した回数
Chat Total Accepts
number
AI提案を受け入れた回数
Chat Total Rejects
number
AI提案を拒否した回数
Chat Tabs Shown
number
ユーザーにAI提案タブが表示された回数
Tabs Accepted
number
ユーザーが受け入れたAI提案タブの数

リクエスト種別メトリクス

Edit Requests
number
composer/edit機能を通じて行われたリクエスト(Cmd+Kのインライン編集)
Ask Requests
number
ユーザーがAIに質問したチャットリクエスト
Agent Requests
number
AIエージェント(特化型AIアシスタント)へのリクエスト
Cmd+K Usages
number
Cmd+K(またはCtrl+K)のコマンドパレットが使用された回数

サブスクリプションとAPIのメトリクス

Subscription Included Reqs
number
ユーザーのサブスクリプションプランでカバーされるAIリクエスト
API Key Reqs
number
プログラムからのアクセスでAPIキーを使用して行われたリクエスト
Usage-Based Reqs
number
従量課金の対象となるリクエスト

追加機能

Bugbot Usages
number
バグ検出/修正AI機能が使用された回数

構成情報

Most Used Model
string
ユーザーが最も頻繁に使用したAIモデル(例: GPT-4、Claude)
Most Used Apply Extension
string
AI提案を適用する際に最もよく使用されたファイル拡張子(例: .ts、.py、.java)
Most Used Tab Extension
string
タブ補完機能で最もよく使用されたファイル拡張子
Client Version
string
使用中のCursorエディタのバージョン

算出メトリクス

レポートには、AIのコード貢献度を把握するための加工データも含まれる。
  • Total Lines Added/Deleted: すべてのコード変更の生の件数
  • Accepted Lines Added/Deleted: AI提案に由来し、受け入れられた行数
  • Composer Requests: インラインcomposer機能を通じて行われたリクエスト
  • Chat Requests: チャットインターフェースを通じて行われたリクエスト
数値は未設定の場合はすべて0、booleanはfalse、文字列は空文字にデフォルト設定される。メトリクスはユーザーごとの日次で集計される。