カスタムコマンドを使えば、チャット入力欄で / を付けるだけで実行できる再利用可能なワークフローを作成できる。これらのコマンドは、チーム全体でプロセスを標準化し、よくあるタスクをより効率的に実行するのに役立つ。
Commands input example
コマンドは現在ベータ版だ。機能と構文は、改善を続ける中で変更される可能性がある。

コマンドの仕組み

コマンドは、プロジェクトの .cursor/commands ディレクトリに保存されたプレーンなMarkdownファイルとして定義されます。チャット入力ボックスで / を入力すると、Cursorが自動的にこのディレクトリから利用可能なコマンドを検出して表示します。

コマンドの作成

  1. プロジェクトルートに .cursor/commands ディレクトリを作成
  2. 分かりやすい名前の .md ファイルを追加(例:review-code.mdwrite-tests.md
  3. コマンドの動作を説明するMarkdownコンテンツを記述
  4. / を入力すると、コマンドが自動的にチャットに表示される
コマンドディレクトリ構造の例:
.cursor/
└── commands/
    ├── address-github-pr-comments.md
    ├── code-review-checklist.md
    ├── create-pr.md
    ├── light-review-existing-diffs.md
    ├── onboard-new-developer.md
    ├── run-all-tests-and-fix.md
    ├── security-audit.md
    └── setup-new-feature.md

これらのコマンドをプロジェクトで試して、動作を確認してみよう。